番組後半からいきなり登場した、ダークヒーロー

「まさか？変身するのか？」

その時から、木野薫を製作する運命だったのかも知れません。

僕の考えのなかには「風見志郎すなわち仮面ライダーV3」という有名な言葉のようにライダー＝変身前人間体のように区別なく子供の時から認識しておりました。
それは大人になっても変わらず仮面の下は人間。

しかしライダーの玩具フィギュアはたくさんあるが人間体がない・・・

欲しい・・誰がだしてくれないか・・・

そんな思いがありました。

記念すべき、リアルフィギュアキットとして発売したアナザーアギトこと木野薫。

再販分も販売いたしました。

オープン前に一人で近所の「焼き鳥屋」へ飲みに行ったのですが、隣の席にまさかの「木野薫」・菊池隆則氏がいるではありませんか！ もともと「仮面ライダー」は好きなのですが、アギトではアナザー大好きな僕。

すっかり意気投合し、その時に「木野薫」を作りますと宣言！

劇中の変身ポーズにアナザーアギトエンブレム台座、原型師の三枝徹氏と試行錯誤の打ち合わせで、WF限定版としてサングラスをかけているヘッドをコンパチパーツとして封入。

現在は生産は終了しておりますが「再販」を一番望まれているキットです。 塗装は黒一色に見えますが、実は縦のストライプ柄が入っております。

SIC・HERO　SAGAなどでも掲載していただき現在シリーズが継続できているのは木ノッチのおかげです。

キットを見ていただき低音の声で「・・・・変身・・・」と聞こえてくるような、そんな商品をめざしました。

そうです・・・・ここからが始まりでした。